北京でタクシー利用時の健康コードスキャンが義務化―中国

人民網日本語版    2021年1月11日(月) 22時50分

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北京市では1月11日からタクシー利用時の健康コードスキャンが義務化された。

北京市が10日に開いた新型コロナウイルス対策をめぐる記者会見で、北京市交通委員会の副主任を務める容軍(ロン・ジュン)報道官は、「11日から、タクシーやオンライン配車サービスの車両を利用する乗客は、健康状態を確認するアプリ『健康宝』でスキャンして登録を行わなければならない。登録を拒む人の乗車は拒否できる」と説明した。新華社が伝えた。

北京の交通当局が打ち出したタクシー・オンライン配車サービス業界関連の新型コロナウイルス対策7項目は以下の通り。

1、ドライバーは勤務開始前に必ず体温を測定し、発熱または呼吸器症状がある場合は、勤務してはならない。

2、ドライバーは勤務中、常にマスクを正しく着用しなければならない。

3、ドライバーはPCR検査の結果が陰性であるほか、会社が計画するワクチン接種を規定の期間中に受けなければならない。

4、各車両は乗客を乗せて走行するたびに、消毒と窓を開けた換気を行わなければならない。

5、順義区域内に住むドライバー(一般タクシー、オンライン配車サービスの車両を含む)の勤務は一時停止する。順義区のオンライン配車サービスの車両は、区を出入りしてはならず、それら車両を手配することもしない(首都空港は除く)。

6、11日から、タクシーやオンライン配車サービスの車両を利用する乗客は、「健康宝」でスキャンして登録を行わなければならない。登録を拒む人の乗車は拒否できる。

7、取り締まりを強化し、新型コロナウイルス対策を確実に講じず、深刻な結果を招いた場合、厳罰に処し、違法な運営を根絶し、対策の徹底と、法律・法規を遵守した運営を確保する。(提供/人民網日本語版・編集/KN)

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