完成からすでに5年近く経過した中韓スター共演のドラマ「翡翠恋人」が、主演2人が中国版ツイッターでの動きを見せたことから、いよいよ放送または配信に向けて動き出すのではないかとみられている。

中国の女優ジェン・シュアン（鄭爽）、韓国の俳優イ・ジョンソクが共演したラブロマンス作品「翡翠恋人」は2016年1月に上海でクランインして4カ月にわたって撮影を行い、同年夏に完成していた。しかし、同じ時期に中国から韓国に向けた制裁措置の一つとして、韓国の芸能人やコンテンツを徹底的に締め出す「限韓令」がスタート。それまで中国市場に大量進出していた芸能人が一斉に姿を消すとともに、「翡翠恋人」も世に出る機会を失っていた。

19年春から兵役に就いていたイ・ジョンソクだが、今月2日に除隊している。これと時を同じくしてジェン・シュアンが、イ・ジョンソクの中国版ツイッター・新浪微博（Weibo）のアカウントをフォロー開始したことが明らかになった。

昨年11月には同作のプロデューサーが中国版ツイッターで、「来年にはよい結果が出たらいい」と書き込んだことも話題に。こうした一連の動きから、完成から4年以上を経てやっと解禁されるのではないかと期待の声が上がっている。

過去には19年末に、「翡翠恋人」の配信がスタートするようだとネット上で話題になり、ある動画配信サイトでは12月21日から配信と予告も登場した。しかしこの時はユーザーの期待をよそに、不発に終わっていた。（Mathilda）