2014年4月15日、韓国・聯合ニュースによると、16日に予定されている慰安婦問題に関する日韓局長級協議について、韓国の専門家は「一度の会談で解決できる問題ではない」と述べた。元慰安婦の高齢化も考慮し、韓国政府は日本に妥協を促すべきだとしている。環球時報が伝えた。

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韓国世宗研究所日本研究センターの陳昌洙氏は、「日本は16日の協議後、別の課題についても提議してくるだろうが、韓国は日本に慰安婦問題の徹底解決を要求すべきだ」と主張した。高麗大学法学院教授の朴基甲氏は「日本は一度の協議で慰安婦問題解決を狙ってくるだろう。韓国政府は日本が独島（日本名・竹島）問題などそのほかの議題に触れることを阻止しなければならない」と語った。

韓国の専門家は、日韓が定期会談を開催したとしても、日本が韓国側の要求をすべてのむとは考えがたいと指摘。日本に国家責任を正視させるため、韓国政府は日本に妥協を促し、韓国国民の理解を得る必要があるとしている。（翻訳・編集/AA）