オルドス市、13歳から18歳の女性対象にHPVワクチン無料接種―中国

人民網日本語版    2021年1月8日(金) 0時40分

拡大

内モンゴル自治区オルドス市は今年、市全域の13歳から18歳までの女性約5万人を対象に無料で宮頸がん予防のHPVワクチン接種を展開する計画だ。写真はオルドス市。

内モンゴル自治区オルドス市は今年、市全域の13歳から18歳までの女性約5万人を対象に無料で宮頸がん予防のHPVワクチン接種を展開する計画だ。2020年8月に、同市ジュンガル旗で、小中高の13歳以上の女子約1万人を対象に、無料でHPVワクチン接種を展開したのに続く計画となる。

オルドス市政府弁公室が最近発表した「女性の乳がん・宮頸がん予防プログラム実施ガイドライン」によると、2021年、HPVワクチン接種の対象になるのは、同市に戸籍がある13歳から18歳までの女性。2022年から、同市の戸籍がある同年に新たに13歳になった女性を対象にワクチン接種が展開される。

ガイドラインは、希望する女性は、HPVワクチンを3回に分けて(2回目は1カ月後、3回目は6カ月後)接種することができると規定している。ワクチン購入費用は市、旗が分担し、接種者からは、コールドチェーンによるワクチン輸送と保存の費用、接種費用を徴収するとしている。

オルドス市衛生健康委員会・婦幼健康科の王淑雲(ワン・シュウユン)科長によると、HPVワクチンは、ある企業が展開する公益プロジェクトを通して提供される。同ワクチンは3回接種する必要があり、価格は合計580元(約9280円)。オルドス市の戸籍を持つ13歳から18歳までの女性の場合、約20元(約320円)で接種することができる。(提供/人民網日本語版・編集/KN)

noteに華流エンタメ情報を配信中!詳しくはこちら


   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携