「東京ラブストーリー」ドラマ化30周年=中国メディア「設定は現在の中国大都市の若者の暮らしに近い」

Record China    2021年1月9日(土) 15時20分

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中国・上海メディアの「外灘TheBund」は7日、1991年にフジテレビでドラマ化され、後に中国でも大ヒットした「東京ラブストーリー」について伝える記事を配信した。

中国・上海メディアの「外灘TheBund」は7日、1991年にフジテレビでドラマ化され、後に中国でも大ヒットした「東京ラブストーリー」について伝える記事を配信した。

記事はまず、ドラマの原作やストーリー、当時の日本の時代背景、主題歌「ラブ・ストーリーは突然に」も大ヒットし、放送日だった月曜の夜には若い女性が街から消えると言われるほどの社会現象となったことなどを紹介した。

その上で、中国では1995年に上海のテレビ局によって最初に放送されたことから、「中国の視聴者にとって、同ドラマの記憶は日本の視聴者より4年遅れている」とした。

記事は、同ドラマのヒットにより、上海では日本語を専攻する人が急増し、日本のテレビドラマを追いかける人が増えたのもその頃からだとした。

また、「当時の日本と上海の若者では生活背景が全く違っていた」とも指摘。同ドラマの設定は、主人公の一人である永尾完治が地方から東京に「上京」して奮闘するというもので、当時の中国では地方から上海などの大都市に出ることはあまり多くなかったが、現在では地方から北京や上海に来て居着く「北漂」「滬漂」(滬は上海の略称)という言葉があるように、その設定は現在の中国の大都市の若者の暮らしに近いと伝えている。(翻訳・編集/柳川)

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