世界の殺人事件、3分の1は中南米で発生=12年最多はビッグイベント控えるあの国―米紙

Record China    2014年4月16日(水) 18時59分

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12日、世界で最も暴力的な地域は中南米であり、世界全体で発生した殺人事件の3件に1件が中南米で起きたことが国連報告書から明らかになった。写真はブラジル・リオデジャネイロ。

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2014年4月12日、ウォール・ストリート・ジャーナルによると、世界で最も暴力的な地域は中南米であり、世界全体で発生した殺人事件の3件に1件が中南米で起きたことが国連報告書から明らかになった。14日付で参考消息(電子版)が伝えた。

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国際連合薬物犯罪事務所(UNODC)の報告書によると、中南米で2012年に起きた殺人事件は13万4519件で、世界全体の31%を占めた。国連の統計によると、同地域の人口は5億7400万人で、世界総人口の8%でしかない。

UNODCの担当者は、「中南米は全体的に、暴力犯罪率が世界で最も高い」とした上で、特にメキシコを含む南米北部と中米が深刻だと指摘した。

今年サッカーワールドカップが開催されるブラジルは、2012年に殺人事件が最も多かった国だ。件数は5万108件に上り、世界全体の約1割を占める。次いで多かったのはインドの4万3355件。12年にはブラジル、メキシコ、ベネズエラ、コロンビアの中南米4カ国だけで約10万7000件の殺人事件が起き、世界全体の約4分の1を占めた。(翻訳・編集/岡田)

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