韓国、半導体の輸出好調も「過度の依存」を憂慮―中国メディア

Record China    2021年1月7日(木) 22時50分

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6日、環球網は韓国経済が半導体産業への過度の依存を懸念する声があることを紹介した。資料写真。

2021年1月6日、中国メディアの環球網は、半導体関連の輸出が好調な韓国で、半導体産業への過度の依存を懸念する声があることを紹介した。

記事は、韓国産業通商資源部と半導体協会が5日に公表した「2020年半導体市場動向および2021年展望」の内容を紹介。韓国の2020年通年の半導体輸出額は前年比5.6%増の992億ドル(約10兆2000億円)で、2018年の1267億ドル(約13兆80億円)に次ぐ歴代2位だった。また、今年度の半導体輸出総額を前年比8.4~11.9%増の1075~1110億ドル(約11兆520億~11兆4000億円)と予想し、2018年以来の1000億ドル(約10兆2800億円)の大台突破を期待している。昨年12月のみの輸出高でも、前年同月比12.6%増の514億1000万ドル(約5兆2900億円)で、11月の伸び幅を大幅に上回ったという。分野別では、DRAMが10.0~13.1%増の703~729億ドル(約7兆2300億~7兆5000億円)、システム半導体分野が5.0~8.9%増の318~330億ドル(約3兆2700億~3兆4000億円)だという。

記事によると、好調の要因は3つあるという。1つ目は、新型コロナウイルスの影響による「非接触経済(コンタクトレス・エコノミー)」の促進で、サーバーやノートパソコンの需要が刺激されたこと。2つ目は、「5G」の本格化により、対応デバイスの集積回路(チップ)に対する需要が増え、ファウンダリ―事業の注文が増えたこと。3つ目は、世界の半導体市場の規模が前年比で約8~10%増加したことにより、韓国の半導体設備への投資額が大幅に増加したためという。産業通商資源部は、今年韓国が2018年以来の世界1位を奪還するとみている。

記事は最後に、中央日報の報道を引用し、半導体産業だけが好調を維持している韓国経済が今後、過度に半導体産業に依存するのを憂慮する声があると紹介。韓国の輸出総額に半導体が占める割合は15~20%だが、韓国の2020年通年の半導体輸出額は前年比5.4%減の5128億ドル(約52兆7400億円)で、全体の輸出は400~500億ドル(約4兆1140億~5兆1400億円)減少すると予想している。(翻訳・編集/原邦之)

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