北京で生後8カ月の女児が新型コロナ感染―中国メディア

人民網日本語版    2021年1月5日(火) 13時40分

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北京市で生後8カ月の女児が新型コロナウイルスに感染したことが分かった。写真は北京大興国際空港。

北京市が3日に開いた記者会見で、北京市疾病予防管理センターの●星火(パン・シンフオ、●はまだれに龍)副主任は、2日に同市で確認された新型コロナウイルスの新規国内症例1人の詳しい状況について説明した。

感染が確認されたのは生後8カ月の女児で、順義区南彩鎮の団地・彩苑小区に住んでいる。昨年12月31日に、母親と祖母の感染が確認されていた。そのため、濃厚接触者として指定施設で隔離され、医学観察を受けていた。そして、今月1日に、鼻咽頭と肛門から検体を採取してPCR検査を行ったところ、「陽性」が判明。1月2日に感染が確定した。臨床分型は普通型。現在すでに濃厚接触者8人も全員、指定施設で隔離され医学観察を受けている。

生後8カ月の女児は、父親と共に指定施設で隔離され、医学観察を受けているが、母親がそばにいないため、落ち着きを失っている状態で、粉ミルクを飲もうとしなかった。そこで、順義区婦女聯合会など関連当局は、指揮部やホテルと交渉し、母乳を保存できる冷蔵庫やミルクウォーマーなどを用意するよう手配。そして、親切な女性5人が冷凍の母乳を提供した。多くの人の協力のかいがあり、現在、女児は母乳を飲み、落ち着きを取り戻しているという。無情なウイルスが猛威を振るう中、このように人間味ある行動が人々の関心を集めている。(提供/人民網日本語版・編集/KN)

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