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トランプ氏は韓国大統領のような末路をたどるのか―中国メディア

配信日時:2021年1月5日(火) 6時0分
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4日、観察者網は、大統領離任後のトランプ氏の動向が、今後の米国の政治を大きく変える可能性があるとする、中国の専門家による評論記事を掲載した。

2021年1月4日、観察者網は、大統領離任後のトランプ氏の動向が、今後の米国の政治を大きく変える可能性があるとする、中国の専門家による評論記事を掲載した。

記事は、トランプ大統領が今月失職してバイデン大統領が誕生することはもはや間違いないとし、民主党が民事、刑事の両方からトランプ大統領の政治的な影響力が及ぶ範囲や程度を制限しにかかると予測する一方で、「次の政権によって逮捕されるような韓国の大統領のような結末にはならないだろう」との見方を示した。

そして、敗れたとはいえトランプ大統領は選挙で46.9%の票を集めており、下院では共和党が10議席増やす結果になったとする一方で、完勝を強調するバイデン氏の得票率は51.4%とオバマ前大統領が2008年に記録した52.9%に及ばないと指摘。バイデン氏は選挙戦の優位を生かしきれず、トランプ大統領にはなおも根強い支持層が存在することの表れであるとするとともに、トランプ大統領が今回の選挙を「史上最も腐敗した選挙」として不正をアピールし続ける動機にもなっていると伝えた。

また、トランプ大統領について「永遠に敗戦を認めないことが戦略上のボトムライン。このラインを超えてしまえば支持者を引き付ける力が失われ、自身や周囲の利益を守れなくなるからだ」とした上で、トランプ大統領が今回の選挙の不正を暴くために立ち上げた政治行動委員会に対してすでに1億ドルの資金が集まっていることからも「トランプ大統領の策略は現時点で奏功しているようだ」と評している。

記事は、民主党は現在進行中、あるいは今後実施する予定の調査を通じ、あらゆる手段を講じてトランプ大統領の動きを縛ることになるだろうと予測。一方で、民主党とトランプ大統領がそれぞれ設ける戦略の上限と下限の範囲内で自身の利益の最大化を求める中で「トランプ大統領が特定の問題について、民主党と手を組むという、共和党にとっては耐え難い現象」が起こる可能性もあると指摘し、両者をめぐる駆け引きがトランプ大統領自身の運命、さらには米国の政治制度の行方さえも左右することになるとの見解を示した。

その上で、仮にトランプ大統領が徹底的に民主党に対抗するという共和党のポリシーを打ち崩し、米国政界に再編の嵐を呼び込むようなことがあれば、24年にトランプ大統領が捲土重来(けんどちょうらい)を果たす可能性があるとした。また、政界再編に失敗したとしても、既存の体制に風穴を開けるその政治モデルは長期間影響を生み出すことになると予測した。

一方で、米国内の政治、経済の二極化状態に改善が見られないようであれば、今後10~15年のうちに「われわれは高い確率でトランプ大統領よりスマートで口達者、高い政治的手腕を持ち、『平民主義』を掲げる新たな『扇動家』の出現を見届けることになるだろう」と結んでいる。(翻訳・編集/川尻

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