【CRI時評】中国の責任感 パートナー力を示す

CRI時評    2020年12月31日(木) 18時40分

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2020年、新型コロナウイルス感染症など百年にない変局が発生する中、多国間主義と一国主義との衝突が日増しに激しくなっている。写真はマスク品切れ時の日本。

2020年、新型コロナウイルス感染症など百年にない変局が発生する中、多国間主義と一国主義との衝突が日増しに激しくなっている。中国は一貫して多国間主義を守り、自由貿易を擁護し、「中国の責任感」を示しており、多くの国が発展の道を歩むうえで中国とパートナーになっている。

今年、新型コロナウイルス感染症発生を機に、米国の一部の政治家は一国主義を大いに実行し、世界保健機関(WHO)を離脱したり、対抗と分裂を扇動したりしている。人類は如何に感染症に打ち勝つのか?世界経済の回復の道はどこにあるのか?これらについて、習近平国家主席は中国の主張を打ち出し、各国に対して、「人民至上、生命至上」の理念を実行するよう呼びかけ、WHOが指導の役割を果たすことを支持するよう提唱した。また、ワクチンを各国人民が使うことのできる公共財になるよう努力し、感染症に対応するために世界の力を集めた。

12月中旬までに、中国は各国にマスク2000億枚、防護服20億着、試薬キット8億セットを提供したほか、150余りの国や9つの国際組織に援助を提供し、34カ国へ36の医療チームを派遣した。世界の感染症対応で中国が払ったしかるべき支援は一国主義がもたらしたマイナス影響を軽減した。

経済の面では、中国が感染症を食い止め、率先して操業や生産を回復させ、経済成長をマイナスからプラスへと転じさせた。また、ハイレベルな対外開放を推進し、大市場の優勢と内需の潜在力を発揮し、世界経済回復を促進する包括方案を提出した。11月中旬、東南アジア諸国連合(ASEAN)を初めとし、中国などのアジア太平洋各国が関与した地域的な包括的経済連携協定(RCEP)が正式に調印され、12月末には中欧投資協定に関する交渉が予定通りに完了した。これら一連の措置は中国が多国間主義と自由貿易を維持したいという願いを示した。

グローバル化は逆転できない。まもなく新たな発展段階をスタートさせる中国は多国間主義を揺るぎなく実行し続け、世界のモーメンツを拡大し、より多くのウィンウィンのチャンスを共有していくだろう。(CRI論説員)

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