中国で退社時間が一番遅いのは広州―中国メディア

人民網日本語版    2021年1月3日(日) 21時0分

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2020年に平均退社時間が遅かった上位10都市には、広州、上海、深セン、成都、北京、東莞、杭州、蘇州、仏山、重慶が並び、広東省の都市が4つを占めた。写真は広州。

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地図サービス大手の高徳地図がこのほど発表した「2020年度移動交通報告」のデータによると、2020年に平均退社時間が遅かった上位10都市には、広州上海深セン成都、北京、東莞、杭州蘇州仏山重慶が並び、広東省の都市が4つを占めた。中新経緯が伝えた。

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高徳の交通に関するビッグデータをみると、20年の春運(春節<旧正月、1月25日>期間の帰省・Uターンラッシュに伴う特別輸送体制)が始まった最初の6日間に、全国運転活力指数は安定して上昇した。1月16日にピークを迎えると小幅に低下し、1月23日に武漢市が同市を出入りする交通路の封鎖を発表すると急激に低下。同23日の68.9%が2月15日は14.1%に低下し、この2月15日は自動車交通量が今年最も少ない日にもなった。

同報告によると、中国国内で新型コロナウイルス感染症が効果的に抑制され、経済活動が安定して再開されると、4月3日に同指数は105.1%に達し、2019年の平均水準を上回った。4月30日は「メーデー」(5月1日)連休による移動交通ラッシュの影響により、同指数は140.8%に上昇して、上半期の最高を記録した。下半期は、全国各地で確認された感染者が相次いでゼロになり、人々の外に出かけたいという意欲が再燃して、同指数は安定して上昇し、6月25日、7月19日、10月1日の3つの節目にそれぞれピークを迎えた。中でも10月1日は157.7%に達し、今年最も交通が渋滞した1日になった。

同報告によると、家にこもって感染症と闘っていた上半期と違い、下半期には人々の出かけたい気持ちにはっきりした変化がみられた。上半期にはスーパー、農産物などの生活必需品と関係がある目的地が上位に並んだが、下半期にはユーザーの検索件数増加率が高かった5大目的地はレストラン、観光地、商業施設、駅、ビジネスホテルだった。中でも今年最も人気があった検索ワードは「広州南駅」で、ユーザーが今年ナビゲーションを利用した回数が最も多い目的地になった。同駅の公式データをみると、2020年10月1日の同駅の輸送旅客数はのべ43万7000人に上り、過去最高を更新した。

高徳のビッグデータでは、20年には「小店」(小規模店舗)類のPOI(地図上の特定のポイント)表示が目に見えて増加し、12月は4月に比べて23.5%増加した。このうち前月比増加率が高かった上位10省・自治区・直轄市には貴州省、甘粛省、重慶市、青海省、山西省、河北省、雲南省、河南省、海南省、内モンゴル自治区が並び、「小店経済」によって都市の暮らしに活気があふれるようになり、経済の持続的な回復にも活力が注入された。

同報告によると、20年に平均退社時間が遅かった上位10都市は広州、上海、深セン、成都、北京、東莞、杭州、蘇州、仏山、重慶で、広東省の都市が4つを占めた。(提供/人民網日本語版・編集/KS)

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