スピルバーグ監督が感動の涙!チャン・イーモウ監督、話題の最新作「帰来」―中国

Record China    2014年4月10日(木) 17時2分

拡大

9日、中国のチャン・イーモウ監督が、映画会社主催のイベントで最新作「帰来」について語った。次回作はハリウッドと合作することを明らかにした。

(1 / 4 枚)

2014年4月9日、中国のチャン・イーモウ(張芸謀)監督が、映画会社主催のイベントで最新作「帰来」について語った。次回作はハリウッドと合作することを明らかにした。中国新聞網が伝えた。

その他の写真

チャン・イーモウ監督の最新作「帰来」は、中国で来月16日から公開される話題作。文化大革命を中心に描かれ、良家のエリート男性とその家族が時代の波に翻弄される姿を追うもの。チャン監督が昨年、映画制作大手・楽視影業(Le Vision Pictures)に所属することを明らかにしてから第一弾の作品で、中国では初の4K映画となる。

同作で初めて4Kカメラを使用したチャン監督だが、画面の質感に驚いたことを明かしている。主演俳優のチェン・ダオミン(陳道明)、その妻を演じた女優コン・リー(鞏俐)の共演シーンでは、カメラに写る映像を見ていたスタッフ全員が涙を流した。2人の優れた演技もさることながら、画像があまりに鮮烈かつ美しく、思わず胸を打たれたという。

チャン監督は先日、米ロサンゼルスでスティーヴン・スピルバーグ監督と面会。最新作「帰来」を鑑賞したスピルバーグ監督は、感動のあまり1時間近く涙が止まらなかったと語っている。映画から受けた思いについて、「パワフルで深く、感動的」と話したスピルバーグ監督。内容については詳細を語らなかったが、チャン監督に対し「これはもう1人の君だ」と話していたという。

チャン監督および楽視影業はこの日、次回作がハリウッドとの合作で、SF映画になることを明らかにしている。楽視影業では昨年、ハリウッドの大型映画スタジオとの合資会社Radical Vision China(楽視野文化公司)を設立。スピルバーグ監督との合作プロジェクトも浮上していたため、この計画が進行中なのでは?と推測されている。(翻訳・編集/Mathilda

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携