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産んだばかりの赤ちゃんを遺棄した女、休憩時間に出産しすぐに仕事に―上海市

配信日時:2020年12月29日(火) 0時20分
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中国メディアの東方網は25日、仕事の休憩時間に出産した母親がその日の夜にわが子を遺棄する事件が上海市で起きていたと報じた。資料写真。

中国メディアの東方網は25日、仕事の休憩時間に出産した母親がその日の夜にわが子を遺棄する事件が上海市で起きていたと報じた。母親は出産後すぐに職場に戻って仕事を続けていたという。

記事によると、上海市浦東新区の派出所に「家の前に男の赤ちゃんがいる」との通報が寄せられたのは11月4日のこと。通報したのはアパートの6階に住む男性で、男性は帰宅した午後10時ごろに赤ちゃんを見つけたそうだ。

赤ちゃんはその後、病院で健康状態に問題がないことが確認され、警察はすぐさま保護者探しに乗り出した。「予定外の妊娠」「付近の状況に詳しい人物」であることなどを想定し、まずは同じ棟の住人の中から年齢的に出産が考えられる女性3人に着目。3人を知る関係者はどの女性にも外見上の変化は見られなかったと答え、防犯カメラの映像にも疑わしい人物の姿はなかったが、ここに来て発見者である男性とその妻から重要な情報が寄せられた。

男性の妻が口にしたのは警察が着目した3人のうちの一人、301号室の住人の名で、遺棄された赤ちゃんと顔立ちが似ているのだという。警察が直ちに勤務先にこの人物を訪ねたところ、出産したばかりという様子は見られず、しかも11月1日から4日まで1日も休みを取っていなかったことも判明したが、発見場所のアパートで聞き取り調査を進める最中に担当者の一人が「私の赤ちゃんです。私が捨てました」という301号室の住人からのメッセージを受け取った。

34歳のこの女は、赤ちゃんは夫との間にできた子で今年6月に妊娠に気付いたこと、自身にも夫にも前の配偶者との子がおり、再婚して生まれた2人を含む5人を育てていることなどを話したそうだ。夫婦合わせた月収は1万元(約16万円)前後で、子ども4人を夫の実家に預けているとは言え食費や学費で出費はかさむ。妊娠が分かった当時、女は産もうか産むまいか悩んだという。

女が赤ちゃんを産んだのは新しい職場で仕事を始めた4日目で、突然の腹痛に出産間近と知った女はすぐに帰宅して赤ちゃんを産み、午後2時ごろには生まれたばかりのわが子を車に乗せ自らの運転で職場に戻った。午後8時ごろに家に連れて帰ったが、しばらく考えてから発見者夫婦の家の前に置いてこようと決めたのは、「顔見知りで、代わりに育ててもらえたら少なくともここよりは恵まれた生活条件を得られる」と考えたからだそうだ。

記事は、「母親は赤ちゃんを発見者夫婦の家の前に置くことが最も正しい選択と考えた。しかし、こうした行為に犯罪の疑いがかけられるとは思いもしなかった」と指摘している。(翻訳・編集/野谷

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