【CRI時評】中国のエネルギー協力、世界のグリーン化・低炭素化へのモデルチェンジを促す

CRI時評    2020年12月24日(木) 13時35分

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中国が公表した白書「新時代における中国のエネルギー発展」によると、中国はこれまでに、世界100以上の国・地域と、エネルギーの貿易、投資、生産能力、設備、技術、規格などの分野で幅広い協力を展開してきた。

中国政府が21日公表した白書「新時代における中国のエネルギー発展」によると、中国はこれまでに、世界100以上の国・地域と、エネルギーの貿易、投資、生産能力、設備、技術、規格などの分野で幅広い協力を展開してきた。特に、世界のエネルギーグリーン化・低炭素化へのモデルチェンジの促進や再生可能エネルギー協力において、中国は役割を果たしている。

その背景となっているのは、第一に中国自身の確かな能力だ。中国の長年にわたるエネルギー低炭素化へのモデルチェンジの取り組みは、目覚ましい成果を上げてきた。中国は現在、世界最大の再生可能エネルギー市場であるだけでなく、世界最大のクリーンエネルギー機器製造国でもある。これらの成果は、中国の低炭素エネルギー協力での「対外進出」の基礎をしっかりと固め、世界規模での再生可能エネルギーのコスト削減を促すとともに、世界のエネルギーのモデルチェンジの歩みを加速させている。

指摘しなければならないのは、中国は世界各地で推進する国際的なエネルギー協力において終始、互恵・ウィンウィンの原則を順守しているということだ。中国企業が協力相手国の差し迫った需要に応じて高規格で建設するエネルギープロジェクトは、相手国が資源の優位性を発展の優位性へと転化するのを助けるとともに、相手国の技術進歩や雇用拡大、経済成長、民生改善も促している。これもまた、協力とは、市場のルールを尊重しすべての当事者が「ボーナス」を共有できるようになって初めて、モチベーションが高くより持続可能なものとなることを示している。

地球は一つ。厳しさを増す世界的な気候変動に対し、中国は、エネルギーのグリーン化・低炭素化へのモデルチェンジを促すだけでなく、世界のエネルギーガバナンスにも積極的に関わり、「二酸化炭素(CO2)排出量を2030年までに減少に転じさせ、2060年までにカーボンニュートラルの実現を目指す」と世界に約束している。

これは人類の持続可能な開発に対する責任ある大国としての役割だ。この明確なスケジュールの下で、中国は今後、「クリーン・低炭素」志向の新ラウンドのエネルギー改革を速め、世界のエネルギーの持続可能な開発を促していく。これによって、中国のグリーンがますます多くなるだけでなく、世界もますますクリーンで美しくなるだろう。(CRI論説員)

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