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韓国、1800万人感染の米国より経済回復が遅い?ワクチン普及の遅れも影響

配信日時:2020年12月25日(金) 7時20分
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23日、韓国メディア・経済は「K-防疫を誇っていた韓国…『1800万人感染』の米国より経済回復が遅い」と題する記事を掲載した。写真は韓国。

2020年12月23日、韓国メディア・経済は「K-防疫を誇っていた韓国…『1800万人感染』の米国より経済回復が遅い」と題する記事を掲載した。

記事によると、新型コロナウイルス感染の急速な拡大を受け、韓国政府は23日午前0時から首都圏で結婚式・葬儀など特殊な行事等を除く5人以上の私的集まりを禁止した。今週末にはソーシャルディスタンスの最高水準(3段階)への引き上げの有無も決定するとみられている。

こうした状況の中、今年と来年の韓国の経済成長率が「予想より低迷する」とする予測が出ている。韓国銀行は11月の経済見通しで、今年と来年の成長率をそれぞれマイナス1.1%、3%とした。これはソーシャルディスタンスの1.5~2段階水準を前提に算出したもので、現在は2.5段階を超えているため、実際の成長率は韓国銀行の予測値を下回るとみられている。

その上で記事は「韓国の景気回復の勢いはそれだけ鈍くなる」と指摘。2019年の韓国の実質的な国内総生産(GDP)を100とした場合、韓銀の11月の経済見通しから計算すると2021年のGDP指数は101.8になる。今年と来年の成長率が韓国銀行の予想値よりそれぞれ0.2%ずつ(ソーシャルディスタンス3段階が1カ月間続くと前提)下がれば、来年のGDP指数は101.4に下がり、こうした回復ぶりは、新型コロナで大きな被害を受けている米国より遅いという。米Fedは、今年12月の経済見通し修正値から今年の成長率をマイナス3.7%からマイナス2.4%へ、来年は4.2%へ上方修正しており、これを考慮すると21年の米国のGDP指数は101.6になる。また、記事は「米国は韓国よりワクチンの普及速度が速いため、この回復格差はさらに広がりかねない」とも指摘している。

さらに、景気回復の基準点となる19年のGDP水準も、韓国が米国より低迷している。韓国は19年の成長率が2%と潜在成長率(2.5%)を大幅に下回った一方で、米国の昨年の成長率は2.2%と潜在成長率(2.06%)を上回ったという。

これを受け、韓国のネット上では「政策を作っても反市場的で経済界は死にそうになっている。文政権下では経済、外交、政治のすべてにおいて希望を捨てるべき」「経済回復を期待できるような政権じゃない」「K-防疫とは国民と国を殺す文大統領のKill防疫だった」「与党は経済のことを知らない政治家が多い。経済危機を突破できる政治指導者が早急に求められている」など文政権に対する厳しい声が目立つ。

一方で「韓国はマイナスに落ち込んだことがないから、より良い状況になるのは当然難しい。一方の米国はマイナス30%近くまで落ち込んでたところから再び上がってきた」と指摘する声も見られた。(翻訳・編集/松村)

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