なぜこれほど多くの人が日本を好きなのか!?それがわかる10のコト―中国メディア

Record China    2020年12月26日(土) 13時20分

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中国の大手ポータルサイト・百度に18日、「この10項目が、なぜこれほど多くの人が日本を好きなのかを教えてくれる」と題する記事が掲載された。

中国の大手ポータルサイト・百度(バイドゥ)に18日、「この10項目が、なぜこれほど多くの人が日本を好きなのかを教えてくれる」と題する記事が掲載された。

記事は「日本という国は多くの中国人にとって『愛らしく、恨めしい』存在だ。なぜなら日本に対する感情は非常に複雑だから。在日外国人の中で、中国人の割合が最も高く、日本で仕事をしたり学んだりしているほか、日本国籍を取得する人までいる。日本は先進国としての優位性があるが、彼らを本当に引きつけているのはそれだけではない。これほど多くの人が日本を好きになったのは偶然ではないのだ」とした上で、10項目を紹介している。

1.サービスの質、接客態度が良い

記事は、「日本のサービスは世界中で称賛されている。コンビニやレストラン、スーパーなど、消費者と直接向き合う場所でも、病院や銀行、行政機関などの場所でも、うやうやしく相手にサービスを提供するスタッフをよく目にする」と説明。「日本の多くの会社では、専門機関に新入社員のマナー教育をしてもらうという習慣が残っているが、これは中国では考えられない」とした。

2.物価が安く、安定している

記事は、「単純な物価を見ると、もちろん日本は高いと言える」とする一方、「日本人の給料を見てみるとそれでも食べていけないということはない」と主張。また、「東京のアルバイトの時給は1000~1500円(東京の最低賃金は1013円)。1時間働けば1食食べられると考えれば、日本の物価は高くはない」「日本の消費税は8%から10%に上がったが、全体の物価について言えばあまり上がっておらず、ここ20年は比較的に安定していて、中国国内の豚肉のように大きく値上がりはしていない」と論じた。

3.治安が良い

記事は、「日本で起きた恐ろしい事件がよくニュースで報道されるが、全体的な治安はやはり良い」と指摘。「財布を公共の場所のテーブルの上に置きっ放しにしていても、誰も手を付けない。また、多くの日本人の家には門がなく、特に日本式の家はほとんど開け放たれた状態だが、悪人の侵入を心配することもない」と紹介した。また、「日本の警察は、例えばイヤホンをつけて自転車に乗っている人や、禁煙の場所でタバコを吸うことなどを注意する。彼らがこうしたささいなことを管理できる要因は、日本の事件の発生数が少ないことにある」とした。

4.トイレが清潔で無料

記事は、「私たち中国人は『有料トイレ』を利用した経験がある人も少なくないが、日本では有料トイレはほとんど見られない。それに、無料であるのに清潔だ。日本のトイレの環境と快適さは、個人的には世界一だと思っている。旅行に出かけた時に最も心配になるのは間違いなくトイレの問題だが、日本では悩まなくても大丈夫だ」と絶賛した。

5.病気や入院も怖くない

記事は、「知人の中には、病気の診察のために日本の長期ビザを申請する人をサポートする会社を日本で設立した人もいる。日本の医療保険体制は非常に整備されており、国民皆保険をすでに実現している。普通の人が病院を受診する場合は3割の費用を払えばよく、大病の場合は補助金政策もある」と説明した。

6.四季、文化が豊か

記事は、「日本は四季がはっきりした島国で、日本人は自然を大切にしている。春には桜祭り、夏には花火大会、秋には紅葉、冬には雪まつりなどがある。日本の文化はすでに自然と一体になっており、退屈を感じさせることはない。自然がこれほど美しいと感じられるのは日本でしかありえないことだろう」とし、「日本の桜は世界的に有名。春の暖かい日差しの下で、桜でいっぱいの川を眺めるのは、なんと素晴らしいことか」とたたえた。

7.時間に正確

記事は、「日本人は時間に対する意識が強い。公共交通機関は早く出発することもなく、遅れることもない。中国の高速鉄道はほぼ時間通りに運行するよう努めているが、バスならば日本は比べ物にならない」と説明。また、「日本の時間への正確さはあらゆる面に現れている」とし、「行政機関に予約をして行けば相手は当然のようにそこで待っていて、いつまでも待たされるというようなことはない。個人が会う約束をしても、時間通りに到着するのが普通だ」とその例を紹介した。

8.日本の家は快適

記事は、「日本の家の設計や配置は称賛に値する。中国国内の多くの家では工事完了後にさまざまな問題が現れる。例えば、電気が通じなかったり、部屋の壁紙が剥がれたり。しかし、日本ではこうした状況に出くわすことは基本的にはない」とした。

9.言ったことをきちんとやる

記事は、「日本人の品格はやはり肯定に値する。約束したことは必ずやり遂げ、できないことがあればすぐにコミュニケーションをとる。日本の社会システムの基礎は誠実さであり、多くの国にとって立国の根本でもある。誠実さとは目に見えないものだが、ひとたび失えば再度手に入れるのは容易ではない。世界的に、多くの人が日本人とビジネスをするのが好きなのは、誠実さがあるからだ」と論じた。

10.まじめで細かい

記事は、「日本人はもともと慎重な性格で、仕事でミスをしないよう気を遣う。現在の中国工場の管理モデルの多くは日本から導入したもの。日本人のきめ細かさは社会の各方面にも現れており、駅のトイレ、標識、視覚障害者の通路、バリアフリーの通路などは本当によく作られている」と称賛した。

記事は最後に、「この10項目は個人的な体験によるもので、日本に対して人それぞれ異なった見方があるだろう。中には批判されるものもあるかもしれないが、これらはいずれも日本の社会の中にあるものだ。1年や2年で形作られたものではなく、文化の伝承、教育があってこそ。このような社会を好きにならないのは、本当に難しい」と結んだ。(翻訳・編集/北田

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