北京APEC会議期間中に「五輪モード」採用、大気汚染大幅削減へ総力結集へ―中国

Record China    2014年4月10日(木) 18時32分

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8日、APECの非公式首脳会議が今年後半に北京市で開催されるにあたり、市政府は会議期間中「五輪モード」を採用し、汚染物質排出量の削減や工業企業の生産削減を図る。写真は北京の大気汚染。

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2014年4月8日、新京報によると、2014年アジア太平洋経済協力会議(APEC)の非公式の首脳会議が今年後半に北京市郊外の雁栖湖で開催される。北京市政府は会議期間中、「五輪モード」を採用し、汚染物質排出量の削減や工業企業の生産削減を図る。

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中国では2008年の北京五輪期間中、北京市が「大気汚染のない五輪会場」の実現に向け自動車の通行規制などの措置をとったことで、大気の質が基準に達し、それまでの10年で最高レベルとなった実績がある。

今回の具体的な措置内容については現在検討中で、今後周辺の省や市と協議を進めていく。APEC開催時期は秋と冬の境目で、スモッグが頻発する時期であることから、北京五輪時(夏、北京では雨季)よりも大気汚染対策が困難な状況になるとみられている。これに対し、北京市はさらに進化した計画案を打ち出し、重度の大気汚染に対応する方針で、その効果が期待される。(翻訳・編集/藤)

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