浅田真央とキム・ヨナのようにパートナー関係を、凍りついた日韓関係も雪解けへ―韓国紙

Record China    2014年4月8日(火) 12時3分

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7日、韓国紙・中央日報は「ヨナと浅田の共同ジャンプ」と題したコラム記事を掲載した。写真は浅田真央とキム・ヨナ。

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2014年4月7日、韓国紙・中央日報中国語サイトは「ヨナと浅田の共同ジャンプ」と題したコラム記事を掲載した。以下はその概要。

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ソチ冬季五輪で銀メダルになったキム・ヨナは、「金メダルはより切実な人のところに行った」と語った。2010年のバンクーバー五輪から4年間、血のにじむような努力を続けてきた人間の言葉とは思えないほど価値のある言葉だった。韓国の全国民に感動と希望を与えてくれたキム・ヨナは、気立てが良く親しみがある私たちの娘でありめいっ子であり、姉であり妹なのだ。

ヨナの10年来のライバルである日本の浅田真央は、ソチ五輪のショートプログラムで尻もちをついて16位となったが、フリーでは完璧なトリプルアクセルを成功させ、6位となった。浅田は「キム・ヨナはとても立派な選手。スケート人生で良い思い出での一つだ」と話し、ヨナも「浅田真央がいなかったら、これほどまでに成長できなかった」と述べている。

ヨナと浅田はともに1990年9月に生まれた。2人は宿命のライバルであり、お互いに相手を必要とする共生関係にあった。彼らはそれぞれ祖国を代表して競い合ったが、ソチが終わった今、もうライバルではない。これからは二人一緒にアイスショーに出て、銀盤の上でともにジャンプし、未来に向かって飛躍して欲しい。

日韓両首脳は先月ハーグで会見したが、両者の間にある壁を壊すことはできなかった。それは竹島慰安婦、歴史教科書問題などにおいて、安倍政権がこれまで繰り返してきた挑発的行為のせいだ。日本と韓国の未来世代は変わらなければならない。これから和解と協力の新しい歴史を作っていかなくてはいけない。

ショートプログラムで転倒した浅田がフリーで華麗に復活したように、日本が過去の過ちを悔いて、誠実なパートナーとなることを望む。長い間ライバル関係にあったヨナと浅田が、それよりも長いパートナー関係を築いていけば、凍りついた日韓関係も雪解けに向かうのではないだろうか。(翻訳・編集/本郷)

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