【CRI時評】中国の新たな発展枠組みの順調なスタートは世界経済回復に有利

CRI時評    2020年12月19日(土) 20時55分

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中国の年に一度の中央経済活動会議が12月16日から18日まで北京で行われた。写真は12月18日の杭州東駅。

中国の年に一度の中央経済活動会議が12月16日から18日まで北京で行われた。会議は、「新たな発展の枠組み構築のために、2021年はその第一歩を踏み出し、新たな情景を目にしなければならないこと」「経済運営を合理的な範囲に維持するよう努力すること」などの要求を提起し、2021年の経済活動をより良く成し遂げるために明確な指針を提供した。

会議では、感染症の状況推移と外部環境には依然として多くの不確定性が存在し、中国経済回復の基礎はいまだ堅固ではなく、来年の世界経済の情勢は依然として複雑で厳しいものであること、中国のマクロ経済政策は連続性、安定性、持続性を維持しなければならないこと、政策運営はより正確で効果的でなければならず、急変してはならないことが明確に指摘された。

また、新たな発展の枠組みは決して閉鎖された国内のみの循環ではなく、開かれたものであり、国内・国際の二つの循環が互いに促進し合う大循環だということを再度強調した。内需の拡大は、国内の大循環の核心であるとともに、国際的な循環を効果的に助長し、中国市場を世界の市場にすることだ。さらに、「国際的なマクロ政策の調整強化」「市場化・法治化・国際化されたビジネス環境の構築と運営」「環太平洋パートナーシップに関する包括的及び先進的な協定への加入の積極的な検討」を強調した。中国の開放が規則、規制、管理、基準などの制度面のレベルをさらに高まり、より広い範囲、より広い分野、より深いレベルの対外開放を実施する決意が示されている。

会議はまた、「引き続き多国間主義の旗印を高く掲げ、グローバルガバナンスの改革と改善に積極的に参画し、人類運命共同体の構築を推進しなければならない」ことを強調したが、それは中国が多国間主義により大きな支えを提供し、グローバルガバナンスの体制をより公正で合理的なものにし、全人類の幸福を増進するためにいっそう大きなパワーをつぎ込む決意であることを示している。

計画によれば、中国の「第14次五カ年計画」期間(2021-2025)は全面的な社会主義現代化国家建設という新たな道のりの始まりとなる。明確な目標を持って着実な発展を遂げつつある中国は断固として自国の問題を管理し、世界経済の回復により大きなパワーを注入していく。(CRI論説員)

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