整理収納師が「引っ張りだこ」に

CRI online    2020年12月18日(金) 17時50分

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中国では、整理収納サービスに1万元(16万円)をかけてもよいと思う人が増え続けています。

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中国では、整理収納サービスに1万元(16万円)をかけてもよいと思う人が増え続けています。

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整理収納業は日本由来のビジネスで、中国でも新しい業種になりました。業界でブランドを確立した「莉家」に務め、よく知られる整理収納師となった張維さんは「十数年前の日本では、ちょっとした隙間も収納空間として使うことが望まれたが、今は家の中の物をできるだけ少なくすることが流行っている」と述べました。日本式の収納は中国ですでに現地化されており、日本の「断捨離」をむやみに強調せず、空間を使った収納がとても重んじられているとのことです。

中国の第1期整理収納師の一人である卞檪淳さんは「留存道」社を立ち上げました。現在は支店が全国に広がっています。璐璐さんは2017年に「留存道」の広州支店のパートナーになりました。彼女の仕事場の業務内容は主に、整理サービス、問い合わせへの対応、人材育成、さらに協力サロンや空間企画サービスなどです。

璐璐さんによれば、まずは口コミで経済的に恵まれた顧客を集めることに力を入れたのですが、去年からはブロガーやインフルエンサーによるSNSでのシェアによって、広く知られるようになりました。今年は新型コロナウイルス感染症の影響で住空間に関連する需要が増えたことで業務量が急増し、サービスが一部の小都市にまで浸透しました。普通の家庭が利用する場合が多く、依頼者の98%は女性で多くは若い世代です。1万元(約16万円)以上の大口の注文は週に1件か2件で、388元(約6100円)の「家庭訪問診断サービス」の利用も多くあります。7月と8月の卒業シーズン、引越しシーズンには特に、注文が殺到するとのことです。(提供/CRI

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