<台湾学生運動>華僑組織副会長が学生に呼び掛け「台湾独立勢力に利用されてはいけない」―香港紙

Record China    2014年4月7日(月) 11時34分

拡大

7日、中国華僑公益基金会の胡国贊副会長は、台湾が中国と昨年6月に調印した「サービス貿易協定」の承認に反対する学生らに対し、「台湾独立勢力に利用されてはいけない」と呼び掛けた。写真は学生運動の現場。

(1 / 2 枚)

2014年4月7日、中国華僑公益基金会の胡国贊(ホー・グゥオザン)副会長は、台湾が中国と昨年6月に調印した「サービス貿易協定」の承認に反対する学生らに対し、「台湾独立勢力に利用されてはいけない」と呼び掛けた。香港・大公報が伝えた。

その他の写真

台湾では、先月18日から学生らが台北市の立法院(国会)議場を占拠し、同30日には総統府前で大規模抗議デモを行うなど、一連の学生運動が続いている。

これについて、胡氏は大公報に寄稿し、「野党・民進党などの台湾独立勢力はサービス貿易協定が通過するのを望んでいない。なぜなら、台湾と中国が経済や社会において緊密度を増せば、独立のよりどころが失われるからだ」と指摘。

その上で、台湾独立勢力が無知な学生をミスリードし、学生運動を起こさせているとも指摘。「政治に操られた学生運動には、害ばかりで利はない。学生自身と台湾を害するものだ」と論じた。

胡氏はまた、大陸側とのサービス貿易協定成立を目指す馬英九政権について、「台湾人によって選ばれた政権だ。台湾の利益を守る政権であると信じるべきだ」と述べた。(翻訳・編集/NY)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携