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日中の成功により注目集まる宇宙試料、韓国にとっては「絵に描いた餅」?

配信日時:2020年12月18日(金) 22時20分
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17日、韓国・東亜サイエンスは「人類が月から持ち帰った土壌は382キログラムに達するが、韓国にとっては『絵に描いた餅』だ」と伝えた。資料写真。

2020年12月17日、韓国・東亜サイエンスは「人類が月から持ち帰った土壌は382キログラムに達するが、韓国にとっては『絵に描いた餅』だ」と伝えた。

記事はまず、中国の無人探査機「嫦娥5号」が採取した月の土壌試料入りのカプセルが17日に地球に帰還したこと、今月6日には日本の小惑星探査機「はやぶさ2」が小惑星リュウグウの試料を載せて地球への帰還に成功したことを伝え、「宇宙試料への関心が高まっている」と伝えている。

また、「現在までに人類が最も多い量の試料を集めたのが月」だとし、「米航空宇宙局(NASA)は1969年のアポロ11号から1972年の17号まで、故障により月に着陸できなかった13号を除いて6度も月の表面に宇宙飛行士を送り、計382キロほどの月の試料を確保した」と説明している。

記事によると、これらの試料はヒューストンにあるNASAジョンソン宇宙センターの研究所に保管され、一部は米国の科学館や大学に寄贈されて教育や展示に使われている。またNASAは、小中高校の教師や博物館、図書館などから要請があれば、教育用として2週間貸し出すプログラムも運営している。科学者も研究用として試料の使用を要請できるという。

しかし韓国では、これまでにNASAから直接、月の試料を借りて研究した事例がなく、月のレゴリスに似せて作った模擬砂を販売する企業から購入して研究した事例があるのみ。中国国家航天局も嫦娥5号が採取した土壌試料を一部の国に供与する計画を示しているが、韓国が中国から提供を受ける協力計画はないという。

韓国にも宇宙で土壌試料を採取して地球に持ち帰る計画はある。18年に確定した「第3次宇宙開発振興基本計画」によると、20年に月軌道船を打ち上げ、韓国製ロケットで30年に月着陸、35年に小惑星にサンプル帰還船を送って小惑星の試料を地球に持ち帰る予定となっている。しかし記事は「月探査の第1段階である月軌道船事業が順調に進まず、早くても打ち上げは22年8月とみられているため、35年に採取するというサンプル帰還船計画すら遅れが生じる可能性がある」と指摘している。

これに韓国のネットユーザーからは「月の試料の研究がそんなに重要?一体何に使うというのか」「土壌を持ち帰っても何の意味もない。だからうらやむことではない」「いや、米国以外の全ての国にとって『絵に描いた餅』だよ」「全ての分野で1位になろうとしなくていい」など記事への反発の声が続出している。(翻訳・編集/堂本

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