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台湾チャイナエアライン、「脱中国」は貨物機から、新塗装披露、台湾本島のイラストも

配信日時:2020年12月19日(土) 20時20分
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台湾のチャイナエアラインが新型貨物機の塗装を公開。「脱中国」を目指し、英語の社名が小さくなったほか、胴体の「CARGO」大きな「C」の中に台湾本島のイラストが組み込まれた。

台湾のチャイナエアライン(中華航空)が導入する新型貨物機の塗装が14日に公開された。「脱中国」を目指し、前方に印字されていた英語の社名が尾部に移され文字が小さくなったほか、胴体の前方に描かれた「CARGO」(貨物)の大きな「C」の中に台湾本島のイラストが組み込まれた。

チャイナエアラインは台湾最大の航空会社で中国語の略称は「華航」。同社のホームページによると、11月30日現在、コードシェア便を含め、世界29カ国・地域の159都市に就航している。機体の尾翼には大きな梅の花のロゴが目立つ。

台湾・中央通信社によると、チャイナエアラインをめぐっては新型コロナウイルスの世界的流行以降、海外に寄贈するマスクなどを輸送する際、機体に「CHINA」とあると中国本土の航空会社と誤解されるとの懸念が指摘されていた。

立法院でも政権与党の民進党を中心に海外で中国の航空会社「エアチャイナ」(中国国際航空)」と間違えられることが多いことなどから、チャイナエアラインの名称変更を望む声が高まり、今年7月には機体のデザイン刷新などの求める決議が可決された。今回の措置はこうした要望に応じた形だ。

新塗装が施されたのは、同社が購入した米ボーイング社製の「777F」貨物機。同型機計6機を発注しており、初号機は今月1日に台湾に到着した。全機の引き渡しは2023年に完了する見通しという。

台湾の「脱中国」は旅券でも進んでいる。台湾の正式名称「中華民国」が漢字表記で大きく記されているのは変わらないが、そのすぐ下の英語表記「REPUBLIC OF CHINA」はなくなり、国章を囲むように環状に小さくあしらう形に変わった。新旅券は来年1月から発行される。(編集/日向)

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