豪州が大麦関税でWTOに提訴へ、中国外交部「中国側の懸念に真剣に対処すべき」

人民網日本語版    2020年12月17日(木) 18時20分

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オーストラリア政府が中国に輸出する大麦の関税の問題について世界貿易機関に提訴する方針であることについて、中国外交部の汪文斌報道官は16日の定例記者会見で述べた。

オーストラリア政府が中国に輸出する大麦の関税の問題について世界貿易機関(WTO)に提訴する方針であることについて、中国外交部の汪文斌(ワン・ウェンビン)報道官は16日の定例記者会見で、「オーストラリア政府は中国側の懸念に真剣に対処し、中国企業に対する差別的手法を是正する実際の行動を取るべきだ」と述べた。

また汪報道官は、「中豪間の個々の貿易事案に関して、われわれはすでに繰り返し中国側の原則的立場を明らかにしている。具体的状況については中国側主管部門に問い合わせてもらいたい。オーストラリア政府は中国側の懸念に真剣に対処し、中国企業に対する差別的手法を是正する実際の行動を取るべきだ」と述べた。

中国商務部は5月中旬、豪州産輸入大麦にダンピングと補助金が存在するとの判断を示し、2020年5月19日より5年間を期限に73.6%の反ダンピング税と6.9%の反補助金税を課すことを決定した。(提供/人民網日本語版・編集/NA)

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