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米国、人々が家に閉じ込められ、中国からの輸入急増―米メディア

配信日時:2020年12月18日(金) 6時20分
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米ニューヨーク・タイムズは15日、「米国人が家に閉じ込められ、中国からの輸入が急増」とする記事を掲載した。写真はセントラルパーク。

米ニューヨーク・タイムズは15日、「米国人が家に閉じ込められ、中国からの輸入が急増」とする記事を掲載した。中国共産党機関紙、人民日報系の環球時報のニュースサイトが16日、その内容を要約して次のように伝えている。

中国からの輸入は、年末が近づくにつれて急増している。中国製の家具や家電、バービードリームハウス、自転車などの購入は外出禁止令に支えられている。

米国人は、休暇や映画観賞、レストランでの食事に費やすはずだったお金を、ホームオフィスの新しい照明や地下室のジムのトレーニング機器、子ども向け玩具などに振り向けている。

これは、これらの商品の多くを製造する世界最大のメーカーである中国にとって恩恵だ。中国は11月、754億3000万ドル(約7兆8000億円)という過去最大の貿易黒字を記録した。急増を主導したのは米国への輸出で、前年同月比46.1%増の519億8000万ドル(約5兆3700億円)と、こちらも過去最高となった。新型コロナウイルスの感染拡大の影響で中国との貿易が減り、最終的に製造業の「国内回帰」につながるとする米両党の政治家の期待を裏切る結果となった。

中国は今年初め、感染拡大の影響を振り払うために厳格な封鎖と広範な監視を採用し、米国の企業よりも迅速に工場を大規模に再開できるようにした。多くの米国企業、特にコロナウイルスによって機能不全に陥っているサービス業では、消費者はオンラインショッピングへとシフトしている。

米ピーターソン国際経済研究所のシニアフェロー、マリー・ラブリー氏は、米国の今年の世界からの輸入は2019年より減少する見通しだが、米国の輸入に占める中国のシェアは増加する可能性が高いと述べている。

玩具メーカーの最高経営責任者(CEO)のジェイ・フォアマン氏によると、3月と4月は事業の将来について「パニック」になっていたが、6~8月は「(需要の)バルブが開いた」と感じ、「中国や他のアジア諸国の製品への需要が減るどころかむしろ増えたことに誰もが気づいた」と語っている。

自転車メーカーのCEOであるアーノルド・カムラー氏は、「今年初めの中国での封鎖により、中国国内の工場での生産が遅れたが、米国内では娯楽や運動、さらには公共交通機関の代替手段としての自転車の需要が急増した。そのため自転車を『新たなトイレットペーパー』と呼ぶ人もいたほどだ」と話している。

フォアマン氏によると、昨年の貿易戦争の最中に多くのメーカーが行ったように、一部の事業をベトナムまたはインドに移すことを検討したが、「中国にとどまることが最善の策となった」とし、「中国は依然として世界で最も優れた生産サプライチェーンを持っている。中国は他のどの国よりも迅速かつ効率的にコロナ対策に取り組んだ。中国は確かに極限に挑戦し、われわれが100年間に遭遇した最も厳しい試練を乗り切れることを証明した」と語っている。(翻訳・編集/柳川)

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