びっくり!?中国人の半数以上が感染している菌とは?「日本に学ぼう」

Record China    2020年12月16日(水) 21時20分

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中国人の半数以上が感染しているという菌が注目を集めている。

中国共産党系の人民日報は16日、中国人の半数以上がピロリ菌に感染していると伝えた。

記事は、江蘇省南京市在住の男性が胃痛を訴えて病院で検査したところ、ピロリ菌に感染していることが判明し、その後一家全員についても感染が確認されたという事例を紹介。「統計によると、わが国の半数以上の人がピロリ菌に感染している」と報じた。

その上で、「この菌は口から口へと伝播するもので、食事を通じて一家全員に感染する」と説明。医師の話として、箸や茶碗などの食器を共用することは避け、取り箸を使うよう呼び掛けた。また、小さい子どもに口移しで食べ物を与えること、タオルを共用することなども避けるべきだとしている。

さらに、薬物による除菌治療を受けても完治しない人がいることについて、「耐性が形成されているため」だと説明。その割合は「全体の15~20%に上る」とした。

この話題は大きな注目を集めており、特に「わが国の半数以上の人がピロリ菌に感染」というワードは16日午後2時現在、中国版ツイッター・微博(ウェイボー)のランキングで2位に入っている。

ネットユーザーからは「ちょっとびっくり」「取り箸の重要性を再認識」「私たちの国はみんなで食卓を囲むのが好きだから。酒の席にしても、家族の集まりにしてもね。(感染を)防ぐのは難しい。親戚との食事で個食にしたり、取り箸を使ったりすると文句を言われる」「取り箸を使うのは相手を嫌っているのではなく衛生的だからということを分かってほしい」「日本に学ぼう。個食にすべきだ」といった声が寄せられた。

一方で、「ピロリ菌は多くの人が持ってる。要は免疫力の問題でしょ。免疫力が強ければ害は小さく、弱ければ胃炎や胃がんになる」「わざと危機感をあおってるだけ。ピロリ菌は世界でも半数以上の人が持ってる。病気を引き起こさなければわざわざ除菌する必要はない」「医者が言っていたけど、家族に胃がん歴のある人がいなくて、症状もなければ、特に気にする必要はないって」など、必要以上に気にすることはないとの声も少なくなかった。(翻訳・編集/北田

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