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2007年6月4日、水不足に苦しむ四川省遂寧市では現在市内の35万人が飲み水すらない状況に陥っている。市政府から供給された掘削用具で来る日も来る日も井戸を掘り続けている。
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2007年6月4日、水不足に苦しむ四川省遂寧市を取材した。昨年来の大干ばつに続き今年も雨がほとんど降らないため、水不足は深刻で、現在市内の35万人、家畜36万頭が飲み水すらない状況に陥っている。
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90平方キロメートルに及ぶ農地で作物が育たず、収穫はすでに絶望的。直接的な経済損失は6075万元(約9億2000万円)以上と見られている。***
同市政府は3733万元(約5億6000万円)を対策費用に当て、井戸の掘削機械を1万8300台購入し、これまでに1万4000万本の井戸を掘った。また給水車で1億8000万立方メートルの水を供給した。また干ばつ対策と農業指導のために3万人の技術者を現場に派遣した。
農民たちは来る日も来る日も井戸を掘る。しかし、思うように水を掘り当てられないようだ。(翻訳・編集/WF)
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