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2020年の日本の漢字は「密」、背景にある社会的心理とは?―中国メディア

配信日時:2020年12月17日(木) 8時20分
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14日、中国メディアの海外網は、日本で今年の漢字に「密」が選ばれた背後にある社会心理に関する評論記事を掲載した。

2020年12月14日、中国メディアの海外網は、日本で今年の漢字に「密」が選ばれた背後にある社会心理に関する評論記事を掲載した。以下はその概要。

14日、「密」が日本の今年の漢字に選ばれた。「密」の文字は今年の新型コロナウイルスによる日本の市民生活に対する大きな影響を表すとともに、政界、芸能界のスキャンダルに対する民衆の不満や驚きも表している。

「密」の字が今年の漢字に選ばれた最も大きな要因は、新型コロナによって日本人の生活様式が変わったことだ。3月ごろから日本政府は人の密集する場所に行かないよう呼び掛け始めたが、日本の人々の記憶に残っているのはやはり小池百合子東京都知事が提起した「3密を防ぐ行動」だ。

すなわち、密閉空間にとどまらず、密集場所に行かず、密接な距離で会話しないということである。「3密を防ぐ行動」はすでに日本人の生活に融け込んでいる。一方で、人同士のつながりが希薄にならないよう、オンラインでの会食やビデオ通話など、物理的な距離を取りつつ心の「密」を保っている。

新型コロナ以外で、「密」が選ばれた理由もある。それは政界と芸能界で多くの「秘密」が暴かれたことだ。政界では菅義偉首相が10月に明確な理由を示さないまま6人の学者を「日本学術会議」メンバー候補者リストから外したとして野党や各界から批判を浴びた。芸能界では著名俳優の伊勢谷友介が大麻所持により逮捕されたニュースが社会に衝撃を与えた。

実のところ、漢字一文字で日本の今年一年の様子を総括することは難しいのだが、選ばれた漢字があぶりだす社会的心理には注目する価値がある。新型コロナは現在も世界で大流行し、日本の状況も再び厳しくなっており、感染が今後長期化する可能性が高い。この状況下で今年の漢字に選ばれた「密」は、現在の日本社会の民意が集中的に反映されたものであり、感染予防の意識がすでに市民の脳裏に根付き、長期的に存在していくであろうことを表しているのである。(翻訳・編集/川尻

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