韓国の防空は不完全=「北朝鮮の無人機が攻撃用なら、韓国大統領官邸は襲撃されていた」―韓国専門家

Record China    2014年4月4日(金) 13時56分

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4日、環球時報は韓国の空域に無人機が侵入し墜落したことに関連して、韓国では「防空に盲点があり、不完全だ」との懸念の声が上がっていると伝えた。写真は韓国・青瓦台。

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2014年4月4日、環球時報(電子版)は韓国の空域に無人機が侵入し墜落したことに関連して、韓国では「防空に盲点があり、不完全だ」との懸念の声が上がっていると伝えた。

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韓国大統領府は、3月24日と31日にそれぞれ韓国の京畿道坡州と白ニョン島(ペンニョンド)に墜落した無人機について、電池の裏に北朝鮮特有の表記があったことなどから、無人機が北朝鮮のものであると断定している。

中でも、機体に搭載されていたカメラが近距離から大統領宿舎などの官邸を撮影しており、その情報がすでに北朝鮮に送信されている可能性と共に、「北朝鮮が無人機で大統領官邸を攻撃するのでは」との憶測を呼んでいる。さらに、無人機2機に対し何もできなかった韓国の防空を疑問視する声も聞こえている。

韓国では、「仮に無人機が偵察用ではなく、攻撃用なら韓国はどうなっていたのだろうか」との意見もあり、安全保障分野の専門家の多くは、「無人機に爆弾が搭載されていれば、韓国の青瓦台は攻撃される」と警鐘を鳴らしている。このほか、韓国・東亜日報は記事で、「北朝鮮の無人機技術は水準が低いが、韓国は北朝鮮のハイテク兵器がもたらす脅威を真剣に考えるべきだ」と指摘している。(翻訳・編集/内山

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