香港の俳優アンディ・ラウ（劉徳華）が女性タレントにラブコールを送ったインタビュー動画が注目され、約40年ずっと売れ続けている理由はここにあると称賛の声が上がっている。

このほど中国版ツイッターで注目を浴びたのが、アンディ・ラウが最新作の映画「拆弾専家2」をPRするインタビュー動画。この中で、アンディ・ラウの熱烈なファンで知られる中国の女性コメディアン・ジアリン（賈玲）の名前が挙がり、「彼女が出演するならどんな役を？」と聞かれたアンディ・ラウは、「僕の奥さん役を」と笑顔で語っている。

ネットユーザーが注目したのはアンディ・ラウの態度で、それまで終始リラックスした様子だったのが、ジアリンの名前を呼ぶときは居ずまいを正し、膝に手を置いてラブコールを送っている。

本来、男性芸能人が特定の女性芸能人の名を挙げて夫人役にと指名するのは、互いにイメージを損なう恐れもあるものだが、アンディ・ラウの場合はマイナス要素が感じられず、まれな存在だと話題に。また、その態度がとても紳士的だと話題になり、「約40年ずっと第一線で活躍する理由はここにある」と人間性を評価するコメントが数多く寄せられている。

この動画と同時に、ネットユーザーが発掘した過去のインタビュー動画も話題に。ベテランなのに時間厳守に徹するなど、俳優としてのプロ意識が高いと評価されることについてアンディ・ラウは、「自分が優秀なのではなく、今は世間の評価の基準が変わっただけ。時間厳守やセリフを暗記してくるのは当たり前のこと」とコメント。こちらも同じく、人格者だと称賛する声が寄せられている。（Mathilda）