視覚障害者はいかにして暗闇で映画鑑賞するか

CRI online    2020年12月10日(木) 15時50分

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「明るい映画館」は、視覚障害者のために作られた映画館です。ここではせりふや背景音楽などを通してすべての情報を耳から得て、頭の中で描かれる物語を楽しむことができます。

「明るい映画館」は、視覚障害者のために作られた映画館です。ここではせりふや背景音楽などを通してすべての情報を耳から得て、頭の中で描かれる物語を楽しむことができます。

開催中の第3回海南島国際映画祭で、「明るい映画館」のイベントが9日に開かれました。数十人の視覚障害者が家族の付き添いで映画館に入り、貧困脱却をテーマとする映画「山丹丹花儿開」を鑑賞しました。

2年連続でこのイベントに参加した視覚障害者の黎紹雲さんは「映画館の施設はとてもいい。案内者もいて温かく迎えられた。映画の内容をはっきりと聞き取ることができた」と鑑賞後の感想を語りました。

「明るい映画館」で上映される映画は、普通の映画の内容に基づいて台本を書き直したり、吹き替えをしたりして、映像に含まれる情報をナレーションに変え、観客に伝えます。通常、このような映画を1本作るには30時間以上かかるとのことです。(提供/CRI

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