重慶市が「中国料理・火鍋」をユネスコの無形文化遺産へ申請の準備―中国

Record China    2014年4月2日(水) 18時50分

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1日、参考消息網によると、重慶市が中国料理・火鍋(中国式の寄席鍋料理)をユネスコの無形文化遺産へ登録申請する準備を進めている。資料写真。

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2014年4月1日、参考消息網によると、重慶市が中国料理・火鍋(中国式の寄席鍋料理)をユネスコの無形文化遺産へ登録申請する準備を進めている。

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現在中国で流行している火鍋の起源は、1世紀以上昔にさかのぼり、当時は貧しい人々が好んだ料理だったという。その後、1920〜30年代に専門店が開業し始め、第2次世界大戦期間中に行き場を失って重慶市などに集まった人々によって各地に広まり、独自の食材などを加えてそれぞれの特色が生み出されていった。

重慶市は07年に中国料理協会から「中国火鍋の都」の称号を受けている。また、重慶市も「火鍋」を市レベルの無形文化遺産目録に登録している。一方、ユネスコの無形文化遺産には、日本が13年に「和食」で登録されているが、中国は食品についてはこれまで登録がない。

重慶市には世界でも珍しい火鍋博物館もあり、館内には歴史的な価値を持つ鍋など数百個が展示してある。博物館を建てた聶(ニエ)さんは、「中国だけでなく、世界で火鍋が認められることを願っている」と話している。(翻訳・編集/HA)

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