四川省成都市で約9カ月ぶりに新型コロナ国内症例確認、5人が陽性―中国メディア

人民網日本語版    2020年12月8日(火) 17時40分

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四川省成都市で7日、新型コロナウイルスの新規国内症例2人が確認された。写真は成都市の住宅地。

四川省成都市●都区(●は卑へんにおおざと)で7日、新型コロナウイルスの新規国内症例2人が確認された。1人は重症患者。現在、発生源の調査が行われている。さらに、8日0時から6時までの間に、成都市で新規感染者3人が確認された。うち1人は、7日に●都区で感染が確認された感染者の濃厚接触者スクリーニングで発見された。2人は、太平村の住民で、PCRスクリーニング検査で発見された。

四川大学華西病院感染管理部の宗志勇(ゾン・ジーヨン)部長によると、女性患者の盧さん(69)の症状は重く、新型コロナウイルス感染の「重症基準」にマッチしている。

現在、現地では感染者や濃厚接触者の住居、立ち寄ったことのある場所、重点ポイントなどの管理抑制、環境の消毒作業が実施されている。

成都市衛生健康委員会によると、今年3月19日に、同市の国内症例が0人になって以降、これまでの約9カ月間は輸入症例だけだった。今回、国内症例が発生した原因について、同委員会新型コロナウイルス対応指導グループの疫病対策専門家グループの祝小平(ジュウ・シャオピン)グループ長は、「関連当局が現在、ゲノムシーケンシングを急ピッチで展開している。ゲノムシーケンシングの結果を通して、ウイルス株の感染源を探ることができる。しかし、ウイルス源の追跡には一定の時間がかかる」と説明する。

7日午後11時21分、四川疾病予防管理センターは専門家のアドバイスを発表し、「コールドチェーンで輸送される食品を購入する場合は、正規のスーパーや市場を利用し、生産元など、どこから来たのか不明な食品は購入しないように。そして、買い物をする時はマスクを着用し、買い物後はすぐに石鹸やハンドソープを使い、流水で手を洗うようにしなければならない。手を洗う前は、口や鼻、目などを触らないように」と呼びかけている。(提供/人民網日本語版・編集/KN)

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