広東省広州市の人力資源・社会保障当局はこのほど、今年の17業界の1962ポストの平均給与を発表した。同統計には広東料理のシェフや家事代行サービスなどの平均給与が初めて盛り込まれた。中国中央テレビ局（CCTV）のビジネスチャンネルが伝えた。

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統計によると、大学院（博士課程、修士課程）卒業者の平均月給は1万7652元（約28万2400円）、大学学部卒業者が9897元（約15万8300円）、専科（短大に相当）卒業者が6425元（約10万2800円）、高校、中等専門学校、技術学校卒業者が5154元（約8万2400円）、中学校以下の学歴が3948元（約6万3100円）となっている。

今回発表された統計によると、家事代行サービス系のポストのうち、産後のサポート・ケア系のポストの月給が最高で、平均6000元（約9万6000円）以上となっている。

広東料理のシェフのうち、広東ロースト料理と広州料理のシェフの月給が最高で、平均8000元（約12万8000円）と7188元（約11万5000円）。広州料理のシェフの場合、最高級技師などの資格があれば、平均月給が最高で1万3400元（約21万4400円）に達する。

シェフの鐘源（ジョン・ユエン）さんは、「給与が高いのは、一歩一歩年月をかけて腕を磨いたシェフで、安いのは業界に入ったばかりの人だろう」と分析する。

企業の人件費を見ると、2019年、平均給与が高かったのは金融業、電力、熱、ガス、水の生産・供給業、情報伝達、ソフトウェア、情報技術サービスなどの業界だった。（提供/人民網日本語版・編集/KN）