火に油を注ぎ合う日本と韓国、「子どもっぽい」態度を改めて関係改善に努めるべき―英紙

Record China    2014年4月1日(火) 17時1分

拡大

31日、英フィナンシャル・タイムズ中国語版サイトは、日韓関係の悪化が東北アジアの政治的雰囲気を劣悪なものにしており、その責任は日韓両国にあると指摘した。資料写真。

(1 / 2 枚)

2014年3月31日、英フィナンシャル・タイムズ中国語版サイトは、日韓関係の悪化が東北アジアの政治的雰囲気を劣悪なものにしていると指摘。その責任は日韓両国にあると批判した。以下はその概要。

その他の写真

オランダで開催された核安全保障サミットにおいて、米国主導で初めて日本の安倍晋三首相と韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領が顔を合わせた。就任後1年以上もたった今、ようやく2人の会談が実現したとは驚くばかりだ。

日本と韓国のどちらも「子どもっぽい」と言わざるを得ない。安倍首相は靖国神社を参拝するという挑発行為を行い、韓国から軍国主義の復活と非難される事態になった。さらに慰安婦問題を認めた「河野談話」の見直し発言も韓国を怒らせている。

韓国の朴大統領も、日本の伊藤博文を暗殺した安重根の彫像を中国に建てるという愚かなことをやっている。これはまったく必要のないことだ。親日家といわれた父親の朴正煕(パク・チョンヒ)元大統領のイメージから離れようとするあまり、朴大統領はその判断力を見失っている。日本はたやすく刺激を受けすぎだ。韓国は米国で慰安婦像を建て、日本はその都度対応しているが、日本政府はこの問題に関して永遠に誰からも同情を得られないということを知るべきだ。

日韓首脳は両国関係改善に責任を持つべきであり、火に油を注いではならない。両国のメディアも民族主義に迎合するような報道を控えるべきだ。安倍首相と朴大統領には、互いに歩み寄り、両国の関係改善に向けての一層の努力が求められている。(翻訳・編集/本郷)

この記事のコメントを見る

ピックアップ



   

we`re

RecordChina

お問い合わせ

Record China・記事へのご意見・お問い合わせはこちら

お問い合わせ

業務提携

Record Chinaへの業務提携に関するお問い合わせはこちら

業務提携