実写映画「モンスターハンター」で人種差別か、「チャイニーズの膝は汚い」言葉遊びがセリフに

Record China    2020年12月6日(日) 12時0分

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人気ゲームを実写化する映画「モンスターハンター」で、華人を侮辱する表現があるとネット上で話題になっている。中国共産主義青年団(共青団)のウェイボーアカウントもこの話題を取り上げている。

人気ゲームを実写化する映画「モンスターハンター」で、華人を侮辱する表現があるとネット上で話題になっている。中国共産主義青年団(共青団)の微博(ウェイボー)アカウントもこの話題を取り上げている。

カプコンのアクションゲーム「モンスターハンター」シリーズを実写化した同作は、中国で4日から劇場公開されている。中国メディア・網易(Net Ease)の報道によると、作品の中で1人の兵士が、「俺の膝の下には何がある?」ともう1人の兵士に問うシーンがある。なお、兵士の回答が字幕では「黄金」となっているものの、人物の口の動きでは「チャイニーズ」と発音しているのは明らかだと報じられている。

報道によれば兵士のやり取りは、差別的な意味を持つアメリカの言葉遊びに由来するという。「チャイニーズ(Chinese)」と「ジャパニーズ(Japanese)」の「膝(knees)」は汚い、というもので、手で目尻をつり上げるゼスチャーを加える場合もある。アメリカ出身の人気ミュージシャンのワン・リーホン(王力宏)も幼少期にこの歌で同級生から嘲笑されたことがあると過去に語っている。

明らかに華人を差別する表現が含まれるとして、ネット上ではボイコットの声が上がるとともに、映画の検閲を行う政府機関に対しても、チェックの甘さを非難する声が上がっている。なお、同じく4日、中国共産主義青年団(共青団)のウェイボーアカウントもこの話題を取り上げ、「俺の膝の下には何がある?」と映画と同じセリフを投稿して批判を行っている。(Mathilda

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