北京の老舗レストラン、21年春節年越し料理の予約が続々―中国

人民網日本語版    2020年12月5日(土) 0時20分

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2021年春節の年越し料理の予約が最終段階に入りつつある。北京の多くの老舗レストランでは大晦日のランチ・ディナーの予約で個室の半分以上が埋まり、一部の有名レストランは個室がほぼ満席になった。資料写真。

12月に入り、2021年春節(旧正月、2月12日)の年越し料理の予約が最終段階に入りつつある。北京の多くの老舗レストランでは大晦日当日のランチ・ディナーの予約で個室の半分以上が埋まり、一部の有名レストランは個室がほぼ満席になった。北京日報が伝えた。

老舗の豊沢園飯店の頤年堂ルームは20人収容できる大きな部屋で、名前の「頤年」が縁起がいいことから、非常に人気がある。豊沢園は今年も例年と同じように、国慶節(建国記念日、10月1日)連休が終わるとすぐに大晦日・春節期間の予約受付を開始した。すると、店の前には頤年堂の予約に来た人が行列を作り、先頭の人は連休最終日の10月8日午後10時50分から並び始めた。豊沢園の責任者は、「(予約受付開始の)当日朝8時に店を開けると、予約のために並んで待っているお客様が40~50人もいた。現時点で、2021年の大晦日のランチ・ディナーの時間帯の個室はすべて予約済みだ」と話した。

老舗の便宜坊の各支店にも年越し料理の予約が殺到している。便宜坊集団の関係責任者は、「一番早い方は11月初めに中心エリアの個室を予約している。現在ほとんどの支店で予約率が70%を超え、中には大晦日の個室が全部埋まったところもある」と話した。

全聚徳、同春園、同和居などの老舗も大晦日の個室は半月前にすべて満席になった。20年春節の年越し料理を新型コロナウイルス感染症のためキャンセルした際、21年の予約に振り替えた人もいるという。(提供/人民網日本語版・編集/KS)

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