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中国生態環境部は、「今年の秋冬季開始から11月26日までの間に、北京・天津・河北エリアおよび周辺『2+26』都市においては、計6回にわたり『地域性汚染』が観測された」と発表した。
中国生態環境部は11月30日に定例記者会見を開き、「今年の秋冬季開始から11月26日までの間に、北京・天津・河北エリアおよび周辺『2+26』都市においては、計6回にわたり『地域性汚染』が観測された。回数では2019年より1回多かったが、正常な変動範囲内とみられる」と発表した。
今年発生した6回の汚染は、重度汚染2回、軽度・中度汚染が4回だった。2019年同期に発生した5回の汚染では、重度汚染が4回、軽度・中度汚染が1回。今年の重度汚染の発生回数は前年同期比50%減少した。汚染の程度からみると、昨年5回発生した汚染では、日平均PM2.5濃度の平均値は1立方あたり182マイクログラムだったのに対し、今年6回の汚染における日平均PM2.5濃度の平均値は1立方あたり167マイクログラムで、今年は昨年比8.2%低下した。
過去5年間のデータをみると、通常、12月の汚染は、10月と11月より深刻化する傾向にあり、重度汚染が再び発生する可能性は否定できない。生態環境部は、中国気象局や関連省・市とともに検討・判断にいっそう力を入れ、精確な予報・予測に尽力すると同時に、有効な措置を講じて大気汚染に対応する構え。(提供/人民網日本語版・編集/KM)
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