2014年3月28日、マレーシア航空370便の消息不明で、オーストラリア海事安全局はニュージーランド空軍機が「捜索海域で多数の漂流物を発見した」と発表した。捜索船が現場に向かっているが、現地での確認は29日以降になる見通しという。中国新聞社が伝えた。

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同局はまた、オーストラリアは捜索海域を現在より約1100キロ北東方向に移すと発表した。国際捜索チームは現在、捜索範囲を縮小している最中で、ブラックボックスの確保に全力を上げている。深海での捜索、遺留物の引き揚げは不明から30日後以降になる見通し。乗客家族の心情を考慮し、司法関係者や家族と協議を続けている。

また、捜索が依然難航していることから、不明機の製造元である米ボーイング社も技術協力を申し出た。中国民航局、米運輸保安庁なども合同で捜索に加わっている。マレーシア当局は国際的な支援の申し出に「心から感謝する」と表明。引き続き乗客家族のケアに力を入れることを表明した。（翻訳・編集/AA）