中国で新たな原発が稼働、設備の国産化率は83%―中国メディア

Record China    2014年3月29日(土) 12時49分

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26日、中国広核集団の陽江原発1号機が正式に商業運転を開始した。これは広東省において、大亜湾原発基地に続き商業稼働に入った2番目の原発基地だ。

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2014年3月27日、人民日報によると、中国広核集団の陽江原発1号機が26日午前、正式に商業運転を開始した。これは広東省において、大亜湾原発基地に続き商業稼働に入った2番目の原発基地だ。これを受け、中国本土で稼働中の原発基地は6カ所に、商業原子炉の数は18基に、稼働中の原子炉の設備容量は1478万kWから1586万kWに増加した。

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中国広核集団の胡光耀(ホー・グアンヤオ)スポークスマンは、「当社は中国国内で専門的な設備が最も整った技術開発・工学設計チームを結成しており、原発技術の自主ブランドから独自の知的財産権へのアップグレードを完了し、独自の知的財産権を持つ第3世代原発技術『華竜1号』の開発の順調な推進を保証し、中国産原発の国際競争力を強化した」と説明した。

中広核工程有限公司の夏林泉(シア・リンチュエン)常務副総経理によると、1号機の設備の国産化率は83%に達した。陽江核電有限公司党委員会書記の殷雄(イン・シオン)氏は、「陽江原発基地の原子炉6基の竣工後、年間発電量は480億kWhを超える。同規模の石炭火力発電所と比べ、標準炭換算で毎年1560万トン分を節約し、二酸化炭素の排出を3828万トン削減することができる。その環境への効果は、10万ヘクタールの森林に相当する」と述べた。(提供/人民網日本語版・翻訳/YF・編集/武藤)

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