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中国キムチが国際標準に!? 韓国政府が反論も、ネットには危機感「キムチが奪われる」

配信日時:2020年11月30日(月) 17時20分
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29日、韓国・朝鮮ビズによると、「中国が主導する『キムチ産業の国際標準』が国際的に認められた」という中国メディアの主張に対し、韓国政府が反論した。写真はキムチ。

2020年11月29日、韓国・朝鮮ビズによると、「中国が主導する『キムチ産業の国際標準』が国際的に認められた」という中国メディアの主張に対し、韓国政府が「キムチとは無関係の中国の塩漬け野菜・泡菜(パオツァイ)に関するものだ」と反論した。

記事によると、韓国の農林畜産食品部は同日、「韓国のキムチに関する食品規格は2001年にすでに国際連合食糧農業機関(FAO)傘下の国際食品規格員会で国際標準となった」とし、「今回、国際標準化機構(ISO)で制定される内容はパオツァイに関する事項であり、これは四川省の塩漬け野菜だ」と説明した。

また「パオツァイと明示し、当該食品規格がキムチには適用されないという内容がISOの文書にも記されている」とし、「今回のISO国際標準制定は中国のキムチが国際標準になったという意味ではない」と強調したという。

ISOは製品とサービスの国際交流を円滑にすることを目的に1947年に設立された国際非政府組織で、165カ国が加盟している。

ISOの常任理事国である中国は、自国の一大キムチ生産地である四川省眉山市の市場監督管理局主導の下、ISO標準制定を進め、今月24日に「ISO24220キムチ規範と試験方法国際標準」の承認を受けた。これを受け、環球時報は27日、「中国主導でキムチ業の国際標準が制定され、韓国メディアは『キムチ宗主国の屈辱』と表現した」と題する記事を掲載し、「中国のキムチ産業の技術標準が世界的に認められた」と伝えたという。

これに韓国のネットユーザーからは「確認もせずに記事を出した韓国メディアが悪い」「キムチは除外すると書いてあるんでしょ?。記者の早とちり」などと指摘する声が上がっている。

一方で「韓国政府の対応は甘過ぎる」「韓国政府は油断してはならない。このままでは本当にキムチが奪われてしまうかもしれない」「今はパオツァイでも、10年後にはキムチと言い始めるだろう」「キムチが免疫力を高めるといううわさが国際的に広まったから中国がこっそり盗もうとしたんだ」など危機感を抱くユーザーも多い。

その他「韓国の飲食店で出されるキムチの多くが中国産。まずはそこから反省しよう」「中国産キムチを使っている店は今すぐ国産キムチに変えるべきだ」「中国はチマチョゴリもキムチも中国のものと言い張っていて本当にあきれる。韓国国民はNO CHINA運動で対抗するべきでは」などと主張する声も上がっている。(翻訳・編集/堂本

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