中国当局の「反道徳的タレント」排斥、ファン・ビンビンやコー・チェントンを名指しで批判

Record China    2020年11月30日(月) 7時20分

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国家広播電影電視総局が、過去に問題を起こした芸能人をテレビやネットから排除する新たな方針を示したことについて、女優ファン・ビンビンや俳優コー・チェントンがその対象としてSNSで名前が公開されている。

このほど中国・国家広播電影電視総局が、過去に問題を起こした芸能人をテレビやネットから排除する新たな方針を示したことについて、中国の女優ファン・ビンビン范冰冰)や台湾の俳優コー・チェントン(柯震東)がその対象としてSNSで名前が公開されている。

中国のテレビや映画を管轄する国家広播電影電視総局が23日、主にネットのライブ配信やライブコマースを対象とした新たな方針を示したもの。業界の健康的な発展のために引き締めを行う措置とされ、「反道徳的なタレント」に出演や発言の機会を与えないことが記されている。

人民日報海外版のソーシャルメディア・侠客島は27日、この新たな措置に関し、排除されるタレントの名前を公開。2018年に巨額脱税騒動を起こしたファン・ビンビンや、大麻使用が発覚したコー・チェントンをはじめ、同じく大麻など違法薬物使用で逮捕された人気男性デュオ・ユーチュアン(羽泉)のチェン・ユーファン(陳羽凡)、論文盗用で世間を騒がせた俳優ジャイ・ティエンリン(翟天臨)らの名前が挙がっている。

同局では14年から、違法薬物の使用や暴力、買春などの犯罪行為があったタレントを、テレビ・ラジオ・映画・ネット配信番組から締め出す措置を行ってきた。しかし今回は、近年盛り上がるネットのライブ配信やライブコマースに復活のきっかけを求めるタレントたちを対象に、排除の姿勢を強く示すものとなっている。(Mathilda

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