映画「少年の君」が香港代表で米アカデミー賞へ、「パラサイト」に続く快挙を期待する声も

anomado    2020年11月29日(日) 12時0分

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来年開催の第93回米アカデミー賞で、映画「少年の君(原題:少年的你)」が国際長編映画賞の香港代表に選出され、第二の「パラサイト 半地下の家族」になれると、早くも期待する声が上がっている。

来年開催の第93回米アカデミー賞で、映画「少年の君(原題:少年的你)」が国際長編映画賞の香港代表に選出され、第二の「パラサイト 半地下の家族」になれると、早くも期待する声が上がっている。

第93回米アカデミー賞はもともと来年2月に開催予定だったが、新型コロナの感染拡大の影響により変更され、同4月25日に開催予定となっている。

香港電影制片家協会は27日、映画「少年の君」が国際長編映画賞の香港代表に選出されたことを発表した。

女優チョウ・ドンユィ周冬雨)、TFBOYSイー・ヤンチェンシー(易[火羊]千璽)が主演したデレク・ツァン(曾國祥)監督の「少年の君」は、中国で昨年10月に公開され、15億元(約237億円)を超えるヒットを記録した。さらに昨年から今年にかけて、中華圏の映画祭で主要賞を総なめにしていることでも注目の作品。香港版アカデミー賞の香港電影金像奨では、監督賞・女優賞・新人賞など8部門で受賞したほか、第35回大衆電影百花奨では女優賞・新人賞などを受賞し、第27回華鼎奨、第14回アジア・フィルム・アワード、第14回香港映画監督会年度大奨など、主だった映画賞を次々に制覇している。

昨年のアカデミー賞では、ポン・ジュノ監督の韓国映画「パラサイト 半地下の家族」が作品賞・監督賞・脚本賞・国際長編映画賞を受賞して世界を驚かせた。国際長編映画賞では今後、各国映画の中から5作品が選出されるが、その実力が折り紙付きとなっている「少年の君」が同部門でノミネートされ、さらに「パラサイト」に続く受賞を望めるのではないかと、早くも期待する声が上がっている。(Mathilda

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