「文化矛盾」が韓国人を自殺に追い込む―中国メディア

Record China    2014年3月27日(木) 19時10分

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27日、中青在線は「『文化矛盾』が韓国人を自殺に至らしめる?」と題する記事を掲載した。写真は韓国・ソウル。

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2014年3月27日、中青在線は「『文化矛盾』が韓国人を自殺に至らしめる?」と題する記事を掲載した。

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韓国ではよく、自殺のニュースが報じられる。経済協力開発機構(OECD)が行った調査によると、韓国は先進国のなかで最も自殺率が高く、1日に約40人が自殺している。

韓国は過去20年で先進国の仲間入りを果たしたが、自殺率は2倍に上昇している。ペンシルベニア州立大学のある教授はこの原因について、「経済の急速な発展による社会の変化が、韓国国民に圧力に満ちた『文化矛盾』をもたらした。特に若者は学校や職場でし烈な競争にさらされながら、家族の要求や期待に応えなければならない」としている。また、同教授は「政府への抗議を示すために自殺する人も少なくない」と話す。

OECDの調査のなかで、韓国は離婚率や暴飲、個人の借金などでも上位だった。また、社会保険制度の整備はほかの先進国より遅れている。輸出競争力は4.57ドル(約466円)の最低時給によって支えられており、韓国はこれにより国中に貧困にあえぐ国民があふれることになった。

国民の自殺を食い止めるため、政府は新しい計画を立てている。ソウル市とサムスン生命は、自殺の名所として有名だった麻浦大橋を「生命の橋」と名付け、橋の欄干に「いつもいっしょ」「愛している」など温かい言葉を刻むなどの取り組みを行った。

しかし、この「生命の橋」プロジェクトは悲劇的な結果を生む。この場所で自殺を図る人が4倍に増えたのだ。ソウル市政府は過去には目撃者の情報から自殺者を図る人の保護を行っていたが、現在では監視カメラを設置し、自殺防止のホットラインも開設している。(翻訳・編集/北田

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