ポーランド新空港のコンサルティング事業、韓国が日本を抑え受注=韓国ネット歓喜「国の格が上がる」

Record China    2020年11月26日(木) 12時20分

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25日、韓国・ニューシスは、新空港コンサルティング受注の「日韓戦」で仁川国際空港が成田国際空港に勝利したと伝えた。写真は仁川国際空港。

2020年11月25日、韓国・ニューシスは、新空港コンサルティング受注の「日韓戦」で仁川国際空港が成田国際空港に勝利したと伝えた。

記事によると、仁川空港公社がポーランド・ワルシャワ新空港事業のための戦略的諮問コンサルティング事業の受注に成功した。予想契約金額は56億ウォン(約5億2800万円)で、早ければ年内に契約が締結される見通しだという。

ポーランド政府は従来のワルシャワ空港の施設飽和問題を解決し、急増する航空旅客の需要に対応すべく、2027年を目標に新空港の建設(総事業費約9430億円)を推進している。ポーランド政府が計画中のポーランド新空港は年間旅客収容能力4500万人規模。新空港だけでなく、鉄道や併設都市の開発など東欧最大の複合運送ハブを建設する超大型インフラ開発プロジェクトを推進し、年間旅客1億人が利用する世界10大空港に成長するという計画を掲げている。

今回の入札では、日本の成田空港と韓国の仁川空港が最終競争者に選ばれたことから、空港業界の「日韓戦」と言われていた。韓国は国土交通部の金賢美(キム・ヒョンミ)長官がポーランド政府に長官名義の書簡を送ったり、外交部が外相間の外交を通じて協力を求めたりするなど政府レベルの協力も積極的に行ったという。

これを受け、韓国のネット上では「日本にはたとえジャンケンでも負けられないからね。誇らしい」「国の品格が上がるグッドニュース」など喜ぶ声が続出し、「今や日本は韓国の相手じゃない」「遅れた日本のシステムより、圧倒的に便利な韓国のシステムが勝利するということは、仁川空港を利用したことがある人なら誰でも分かる」との声も。

文政権に対しても「これこそ真の外交。外交がすなわち経済」「さすが文政権は何をしても思い通り」と称賛の声が上がっている。ただ、一部からは「成田空港は独自の力で進めた一方で、仁川空港は政府レベルで推進したから言わば政府がやったようなもの。さすが政権広報のためにはやり方を選ばない文政権」「どうせまた政府がおこぼれにあずかろうとしてるんでしょ?」と皮肉交じりの指摘も寄せられている。(翻訳・編集/松村)

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