ネットドキュメンタリー、文化の新たなハイライトに

CRI online    2020年11月25日(水) 17時10分

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『風味人間』や『文学の日常』、『世界を探る』など今年に入ってネットで放送されたドキュメンタリーが、業界や視聴者に好評を博しています。

『風味人間』や『文学の日常』、『世界を探る』など今年に入ってネットで放送されたドキュメンタリーが、業界や視聴者に好評を博しています。動画サイト「ビリビリ」で流されたドキュメンタリー『だが、まだ書籍がある』は、第20回中国電視金鷹賞の「最優秀テレビドキュメンタリー賞」を受賞しました。ネットドキュメンタリーは、文化の新たなハイライトとなっています。

ネットドキュメンタリーが人気となった理由はいくつかあります。まずは、スターが吹き替えやナレーションを担当していることです。スターの影響力を利用してネットユーザーの関心を集め、業界を越えた資源の統合を実現しています。また、ネットドキュメンタリーは若者のニーズの探り出しを重視し、従来のドキュメンタリーがスローテンポで説教を重んじる特徴があるのに対して、ネットドキュメンタリーは短くて目新しく、娯楽性がありながら質も高いという特徴があります。1話で30分以内、中には3~5分しかないものもあり、ネット時代の「速くて便利」のニーズにより適合しています。

なお、今年5月に発表された「中国ドキュメンタリー発展研究報告2020」によりますと、中国のニューメディアドキュメンタリーは急速に発展しており、2019年の投資総額は13億元(約206億円)に達し、前年比18.2%増ということです。携帯でドキュメンタリーを見ることがはやりであるだけでなく、若者たちが知識や文化を習得する新たなルートとなっています。(提供/CRI

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