オーディション番組から誕生した韓国アイドルユニットWanna One出身で、19歳のライ・グァンリン（頼冠霖）が、路上で喫煙してツバを吐く様子をカメラに捉えられ、ファンからは「道路を掃除せよ」と怒りの声が上がっている。

2017年の韓国の公開オーディション番組「PRODUCE 101 season2」から合格者11人で結成されたWanna Oneで、唯一の外国人メンバーだったのが台湾出身のライ・グァンリン。19年のユニット解散後は、中国を拠点にソロ活動を行っている。

24日、ライ・グァンリンが深夜にスポーツジムから友人と出てきて、路上でタバコを吸い、さらにツバを吐く様子をカメラが捉えたものが、ネット上で拡散された。これに対してライ・グァンリンは中国版ツイッターですぐに謝罪を行い、「皆さんの批判を受け止め、二度とこのようなことがないようにする」とのメッセージを記している。

ライ・グァンリンについては韓国での練習生時代から、何度も喫煙のうわさが流れていたが、証拠となるものがなかった。しかし、今回は動画と写真がその姿を捉えていることから、迅速に謝罪を行ったものと見られる。Wanna One加入時は16歳だったことから、うわさが本当なら10代半ばから喫煙していたとも考えられる。

ライ・グァンリンの謝罪については、「裏切られた」と憤るファンから、「道路を掃除せよ」といった厳しい叱責や批判の声が寄せられている。また同じく24日、公開された手書きの謝罪文が非常に悪筆で、言葉のチョイスにも問題があったことから、「喫煙する手で習字をするよう勧める」「作文を習ったほうがいい」といった声もネットユーザーから寄せられている。（Mathilda）