日本の議員らがベルリンの少女像撤去を求める声明、韓国反発「日本の精神に背く」―仏メディア

Record China    2020年11月24日(火) 11時20分

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仏国際放送局RFI中国語版サイトは23日、自民党議員ら82人がドイツの首都ベルリン・ミッテ区に設置された慰安婦少女像の撤去を要請したと報じた。photo by Korea Verband。

仏国際放送局ラジオ・フランス・アンテルナショナル(RFI)中国語版サイトは23日、自民党議員ら82人がドイツの首都ベルリン・ミッテ区に設置された慰安婦少女像の撤去を要請したと報じた。

少女像は今年9月、現地の市民団体・コリア協議会(Korea Verband)が同区の公共の場所に設置した。その後、日本大使館の抗議などを受け、同区は撤去命令を出したものの、同協議会が裁判所に撤去決定の効力停止を申請したため保留となった。

記事によると、今回の自民党議員らによる同区長と区議会議長への声明では、「少女像は芸術作品ではなく、単に日本を攻撃目標としたものであり、日本の尊厳を傷つけるもの」「この像は同区が政治的に(設置を)支持している印象を与え、日本とドイツの友好関係にマイナスの影響をもたらす」などと訴えている。声明は今月18日に送付されたという。

これを受け、韓国外交部は「日本側の動きは慰安婦問題の解決の助けにはならない」とし、「民間組織が歴史的事実について追悼と教育を行うために自発的に設置した彫像を人為的に撤去しようとすることは、日本が自ら掲げる『責任を痛感』『深く反省』といった精神に背くものだ」と批判している。(翻訳・編集/北田

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