朴槿恵大統領、「世間知らずのお姫様」から「孤独な指導者」に―中国紙

Record China    2014年3月26日(水) 9時3分

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24日、中国紙・北京晩報は、「孤独な朴槿恵大統領」と題し、韓国の朴槿恵大統領の苦難に満ちた人生を紹介した。写真は朴大統領。

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2014年3月24日、中国紙・北京晩報(電子版)は、「孤独な朴槿恵大統領」と題し、韓国の朴槿恵(パク・クネ)大統領の苦難に満ちた人生を紹介した。以下はその概要。

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朴槿恵大統領はかつて「私には両親も、夫も子どももいない。私が尽くす相手は国家だけだ」と語っている。朴大統領のこの言葉は自国民だけでなく、外国人をも感動させた。政治家としての朴槿恵氏を最も長く観察してきた韓国・文化日報のチョン・ヨンシク記者は、彼の著書「人間朴槿恵の60年;孤独のリーダーシップ」で、朴槿恵氏のこれまでの歩みを詳細に伝えている。

朴槿恵大統領の父親は朴正熙(パク・チョンヒ)元大統領。母親は陸英修(ユク・ヨンス)。父親の大統領就任とともに青瓦台(大統領府)で少女時代を過ごしたが、母親が暗殺者の凶弾に倒れた後は、ファーストレディとしての役目を果たした。1979年に父・朴正煕が暗殺されると朴槿恵氏の生活は一転。父の側近たちの裏切りや新政権による迫害にさらされ続けた。

朴槿恵大統領を「世間知らずのお姫様(公主)」と批判する人は多いが、両親が非業の死を遂げ、迫害された彼女の苦しみを理解できる人は少ない。朴槿恵氏は少女時代に政治の世界の醜さを知った。その彼女が父親と同じ道を歩もうとしている。女性が大統領に就任したのは時代の流れなのかもしれないが、より重要なのは彼女が優秀な才能を備えた人物であることだ。側近政治を排除し、己の道を進む彼女はまさに「孤独な指導者」なのだ。(翻訳・編集/本郷)

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