2014年3月24日、青島日報は、韓国が伝統的な暖房システム「オンドル」の世界文化遺産への登録申請準備を進めていると報じられたことを受け、「韓国は文化遺産登録に躍起になっている印象を人々に与えている」と指摘した。

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その理由について、中国の民俗学専門家・高巍（ガオ・ウェイ）氏は、韓国政府が98年に21世紀の基幹産業として文化産業を育成する方針を打ち出したことなどを指摘し、「自国文化の周知（宣伝）が目的だ。登録成功という結果よりも、その過程を重視している」と説明した。

韓国の世界文化遺産登録をめぐっては、これまでにも複数の“うわさ”がメディアで報じられた。

05年、江陵端午祭が無形文化遺産に登録されると、ネット上で「春節（旧正月）を韓国民族の祝祭日として登録する動きがある」といううわさが流れた。

06年には、「大学教授が韓国政府に対し、漢字を世界文化遺産に申請すべきだと提案した」と一部メディアが報じたが、後になって誤報だったことが明らかになった。

07年にも中国の一部メディアが韓国の風水地理登録説を伝えたが、韓国メディアによって「作り話」と否定された。（翻訳・編集/NY）